ヒグマさん出没中

        ヒグマさん出没中
 何故熊なのか?それは中野ダムのダム湖である、なかの湖へ行ったら熊出没目撃5月15日とあったからだ。15日と云えばつい最近の出来事であり、ここで奴が何か食糧をゲットしたならばお散歩コース決定となる訳で、辺りには自分しか居ないため、もし遭遇した場合には他の方には押し付けられない状況となっている。

 いつもより慎重に辺りを観察し車の窓を開け匂いを確認をする。風上に奴がいた場合、匂いがするはずだ。幸い一方はダムとなっており山側だけに注意を集中すればよい環境なので、いつでも戻れるように車のドアを開けておく用心深さで、ダム湖の写真を撮りに行く。

 素人の写真で痛い目にはあいたくないが、せっかく来たので何度も振り向きながらシャッターを押した。

 初めてクマと出会ったのは中学生頃だと思うがクマ牧場か動物園であった。おやつをねだる仕草は今と変わらず可愛さもあるが臭いは結構癖があり牛や馬とは違う物と印象を受けたのを覚えている。
 その後はキャンプや釣りで熊の出そうな所へ度々行ったが、幸い出くわした事なく、釣りに行った時に匂いを2回ほど感知した経験がある。

 道南石崎方面の出来事であるが、友人と2人で特に場所も決めず、手頃な駐車スペースを見つけ道路から段差を降りて150m程先の海岸へ向けて歩いている途中、ほぼ円形に草が倒れ、まるでミステリーサークルの様にぽっかりとスペースが開いていた。

 もしかしてと思い現場検証すると何者かがこの場所でごろんとお休みになった様に見受けられる。牛や馬も時々放されているのを見かけるのだが、道路から降りるのに2m位段差がある所なので考えにくいなと思い匂いを確認すると奴らの匂いがする。

 猟師ではないが多分1日も経っていない感じを受け、見渡したところ近辺にはおらず、安全は確保できたと釣り場へと向かい、何かあったら海へ飛び込もうと対策を考え、ビクビクしながらホッケを釣っていたのである。

 2度目は銚子岬での夜釣りの帰る途中であった。この場所は車で行ける旧道だったが度重なる落石のため通行止めとなってしまい、徒歩で20分程落石だらけの暗い道をヘッドライトを頼りに歩かなければならない。

 ソイとガヤを釣った後、とぼとぼと帰り道を車へと向かい歩いていると、山側から獣臭が漂ってきた。距離感は当てにならないが、臭いの強さから20m以上は離れていると思ったので、音に気をつけながら何事も無いようにそのまま歩き続けた。

 もし何か異常を感じたら魚の入ったクーラーをぶちまけて退散しようと心に決めていたが、無事に帰還できた。

 木古内の知っている方の話だが、夜家の前を熊さんが堂々と歩いていたなんて事がある位だ。人里を少しでも離れたら出会う可能性を否定できない。

 熊の食料となるような物は、味を覚え次回に期待を持たせてしまうので、必ず持ち帰りましょうねw