俺のボディバックよ今どこに

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 以前ボディバックの視察に行った件について少し書いたが、昨日散歩の帰りにもう一度行ってみる事にした。

 何故かというと現在使用しているショルダーバッグが自転車に乗って走っていると振動によって、乗った時に背中の方へ回していたものが、本来あるべき位置である側面へと徐々に移動してきてハンドル操作や、ペダルを踏む事に支障を及ぼすのだ。

 ショルダーバッグが側面にくると面倒ではあるが危険でもあるので、そのたびに片手で背中に押し戻してやるのだが、かなりの意地っ張りですぐに戻ってくる。

 最近では自転車に関わる事故は何かと話題になる事も多いので、この件については自分の中では重要ランクに位置付けられる検討課題なのだ。

 そして靴を買ったときに見つけていたバッグ売り場へと向かい色々物色するのだが、なかなか決まらない。

 値段は1500円~5000円ほどで種類も結構あるのだがデザインや色などで気に入っても、中を開けて確認してみるとサイドポケットが付いてなかったり、小さかったりして納得できない。

 逆に中の様子が気に入っても今度はデザインや色が邪魔をするという負のスパイラルへと導かれ、30分位ぐるぐると一角をうろつく羽目になった。

 気になったバッグを手にとっては中を確認するという同じような事を繰り返していると、目的を達成する見込みが薄まって来たと思い、もうこれは飽きているという状態だ。

 今日の所は、諦めておいてやろうと、お腹もすいたので家へ帰る事にした。

 そして昼食を摂りながらショルダーバッグを見つめて思う。

ボディバックを決めるまでの間の対応策はないものかとヒントを探していると、カラビナが2つ付いているのが目に入る。

 これは何かをぶら下げる事があるかもと、自前で付けていたものだが使えそうだとヒラメク。

 要は、ショルダーバッグ本体がぶら下げた肩の反対側へ固定されると戻ってこられないのだと。
 ボディバックの様に、袈裟掛けの状態にしてしまえばいいと思ったのである。

 試しにショルダーバッグを左肩にぶら下げ、カラビナで本体を右の腰辺りにあるズボンのベルト通しへ固定してみると見事に決まった。
 体操の着地で表すと9点から10点の間で成功と思われるが、止めてあるのがズボンであるためなんとなく違和感がある。

 ズボンの右上だけが左側へ引っ張られるのであるから当たり前である。

 しかし買うまでの間の緊急措置であると考えれば申し分ない。ましてや自転車に乗っている間だけである。

 降りたらカラビナを外すことによって普段の生活に戻れるのである。
 そういう事にして、取り敢えず自転車に乗って試してみる事にした。

 結果は予想に反し案外満足の出来る結果であった。自転車のサドルに座る事でズボンの引っ張られる感が減少して、余り違和感を覚えないのである。

 カラビナも小さいので見た目でも変なことしているとは思われなさそうだ。

 暫くの間はこれで良いか  自分の納得できるボディバックと出会えるまではと自転車のペダルを少し強く踏み込んでみた。