散歩とダイエット

        散歩とダイエット
 ここ数日は函館も暑かったが、散歩へは行っていた。
 なるべく日陰の多いコースを選んだが、全て日陰にならないのが、つらい所である。

 陽ざしが熱く照りつけるので、汗がにじんでくるのが分かる。
 カレーとかを食べると頭が中心だが、歩いたりすると体全体から汗が出てくる。

 一度こうなると日陰に入ろうが、風が吹こうが汗は止まらない。

 暑いので今日はビールでも飲むかと思いながら、夕食は何にしようか考える。
 ここ数日アレンジ冷ややっこが中心となっており、あたたかい料理は作っていない。

 瓶詰の味付きえのきを瓶ごと冷やし、水を切った豆腐に醤油の替わりにドバっとかけた物や、赤貝の缶詰を缶ごと冷やし、水を切った豆腐にドバっとかけた物など豆腐につまみになるようなものを乗せただけのⅮ級グルメばっかりだった。

 救いは、自分で作ったキュウリと玉ねぎと人参の入った芋の少ない芋サラダだった。
 胡椒を多めに入れたのでピリッとしたアクセントがお酒に合う。

 酒はもちろん芋焼酎の水割りとか糖質70%カットの日本酒の冷やだ。

 こんな質素な夕食なのに体重が増えたり減ったりするのは、お酒という水分の所為なのかもしれない。ちょっと飲みすぎると1Kg位直ぐに跳ね上がる。

 酒を断ってまで痩せたくはないので量を減らしていたのだが、節約モードのエアコンが、部屋から湿度を奪う度に、部屋は俺の湿度を奪う、自然に冷たいお酒で水分を補充する。

 酒の利尿作用で水分が失われるので、最後にはがぶがぶ水を飲む事になり睡眠、体重が増えるという繰り返しが行われているのだ。

 いけないとは思うが後一か月位の辛抱だ。秋が感じられる頃には歩く歩数も増え、カロリー消費量が増える、暑くないのでビールを飲まなくなる、焼酎のお湯割りはアルコール分が少し飛んで利尿作用の力が衰える、水をがぶがぶ飲まなくなる、痩せる。

 そんな事を考えながら歩いているが、今日の夕食がまだ決まらない。

 ある物でいいかぁ~、結局こうなってしまい豆腐の上に乗せる物を思い浮かべる。
 たまには、焼き魚でも食べようかなと、少し考えていた事を、家についてから思い出すが、もう出かける気力はなく、少し情けなくなる。

 長年、ここに住んでいるが、短い夏の暑さにも慣れない自分の言い分は。温暖化という言葉だ。

 北極の白熊だって氷がない暑さと食量不足に堪えているのにだ。自分の情けない言い訳を少しの間、封印しよう。

 そう、あと少しだけ、一か月の辛抱だ。