MTRを求めて(ウインドショッピングは心の散歩)

        MTRを求めて(ウインドショッピングは心の散歩)
 久々に中古品を扱う専門店に行った。マルチトラックレコーダー(MTR)が数か月前から置いてあり、誰も買っていかないからだ。

 電ドラも何台か出入りしているが、値段設定が新品を買いたくなる設定が多く、購入には至っていない。

 在庫してあるMTRも、納得できない値段設定なので保留しているが、そのうち値下げがあるのではという期待と共に、たまに確認に来ている。

 結果的には、今回も保留となったが、色々な機材を見られるので、楽しい散歩となる。

 MTRとは録音機材で、主にバンドのパートごとの録音に適している。

 例えばギターだけを先に録音して、その音源を聞きながらカラオケ状態でボーカルの声を録音していく事が出来るのだ。

 自分の声が素敵なものだったらと思いながら、欲しいなと思っている物である。

 だが世の中は進歩している。MTRがスマホアプリでいくつも有り、エフェクト機能やドラムマシン機能の付いた優れものが無料、もしくは数百円で紹介されている。


 プロから見たらおもちゃなのだが、クオリティーの高い楽曲を作成するのではないので、アマチュアには最高のおもちゃである。

 以前、バンドを組んでいた時はドラムだったので、主にドラムマシンに打ち込んでMTRに流していた。ただしその頃のドラムマシンは強弱をつけるのが面倒だったのを憶えている。

 つまりドラムの音量が一定なので直ぐにマシンを使っていると分かってしまうのだ。

 参考までに記しておくが、素人のドラムの生録は、マイクをたくさん使うわりに、音質は最悪な物になる事は検証済である。

 使用する機材や録音場所にもよるのだろうけど、費用的に考えると電ドラの使用をお勧めする。

 電ドラアプリなどはスマホ画面にパッドを並べても、スティックを持ってプレイできる訳ではないので、売れていくのではと想像がつくが、MTR等のデータ処理系の実態を中古販売する側は知っているのだろうか?

 自分の想像では、実態を知っていて買い取り価格を下げるのに、利用しているのではないかという事。スマホのアプリでそんなものが有るとは知らない客が、購入していくのではとの期待感がある事の2点である。

 販売者と購入者の、情報が広まる前の激しい攻防戦が行われていると判断する。

 いつ価格が下がるのであろうか、そう思いながら通っている自分が50%OFFの数字を見たら、どういう対応をするのかが、楽しみである。

 そうやって、歩く事が結構楽しいのである。

 実際はそんなに色々考えながら歩いているのではなく、純粋に、これ欲しいなと思っているだけである。