雪虫よ永遠に
- 2018.10.11
- 男の思惑(自分)

道民は小さい頃に大人よりこの伝説を継承し、次の世代へと伝えていくのである。
ふわふわと漂うように浮かび、頼りない動きを見せる、青白く小さな者は冬を迎えるイベントの主人公として最適なのかもしれない。
今日(2018/10/10)、昨日と同じコースを散歩している途中、山側の道で見かけたのだ。
お~雪虫様ではないかと、頭の中のカレンダーと照らし合わせると幾分早すぎるような気がする。
学名でいってしまえば、トドノネオオワタムシ、という、ただの虫となってしまうので環境によって、時期が前後する事は仕方がないと思うべきなのかなと、納得する事にした。
この公園は、函館山をちょっと見下ろすくらいの高さの所にあるので、その所為もあるのかもしれない。
そう思えば、ここよりも高度のある横津岳方面の山々への初冠雪が早いのかもしれないし、手のひらに一つほど落ちてくる程度なのかも知れない。
この妖精は、アブラムシの仲間で毒性のない虫であるようだ。
自分が小さい頃は市内でも大量発生する事があって、自転車に乗って、その集団の中に誘い込まれた時は、目や鼻、口への侵入が当たり前であった。
常に前方に注意を向け、突入時には息を止め、目を閉じ、鼻の穴を指でつまんで防御力を上げなければならない。
おしゃべりなんぞして、無防備で遭遇した場合には損傷を受けた部位により様々な症状が現れ、その対応に苦慮する事になるのだ。
この雪虫が現れたらどの位で雪が降るのかを調査した人が居るみたいで、北海道ファンマガジンに結果が残ってあったので紹介してみる。
- 札幌市18日後
- 旭川市11日後
- 函館市19日後
- 苫小牧市19日後
- 網走市25日後
- 根室市27日後
- 釧路市27日後
- 帯広市23日後
2007年~2011年の8都市平均は21日後となっている。
つまり自分の住む函館市では、10月月末に初雪が降臨する事になるという事だ。
さて今回は、いかほど雪の恵みがあるのであろうか?
今年の2月頃は肩や背中や腰がギシギシと悲鳴をあげ、痛みさえ感じていた事をはっきりと思い出す。しかも五十肩の後遺症がまだ残っているのである。

ちなみに雪虫を7匹集めて食べると願いが叶うらしいとの伝説が関西方面にあるらしい。
関西方面の方へお願い、7匹の妖精を食して神龍を呼び出し、函館の雪を全部くださいと祈ってくれw
関西方面の方へお願い、7匹の妖精を食して神龍を呼び出し、函館の雪を全部くださいと祈ってくれw
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