もしよかったら俺が死ぬときバカって言ってくれないか

2024年1月16日

その時俺は泣いていた

これは保存している旧ブログから移動させた過去記事ですw

ある天気の良い午後とかかな?

直接陽が当たっている訳じゃないけど、窓から見える外が眩しいんだ。

何か聞かれているみたいだが目を細めて外の様子を見続けていたら、ポカンと頭をたたかれる。

「ねえ、聞いてないでしょ? 」

誰だろう? と思うが、どうも知っている人のような気がしたので、ごめんと言う。

そんな感じの映画かドラマを見たような気がする、自分の好きなイメージだ。

今日は暖かいので、窓を開けて空気の入れ替え中だが煙草を吸っている、窓の外が眩しく近くの公園から子供たちの声が聞こえる。

思い出したのだ、丁度似た感じだったのかもしれない。

違うのは、自分が椅子に座っているが、彼はベッドの上だった事と、知り合いという彼女が一緒に居ない事くらいか。

彼は、死んでいく事になるが、その時に彼女の事をふと思い出すのだ。

最後に彼女の名を呼ぶと、彼女は、「馬鹿、なんで今思い出すのよ」と泣きながら笑う。

たしか、その時は自分も涙が出ていた筈だ。

俺の涙を探せ

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泣く事とか笑う事はストレス解消に良いらしいのだが、一人でいる事が多い自分は、そのチャンスを中々掴むことが出来ない。

正確に言うと笑う事はあるが涙が出た事はない、か?

ひねくれてしまったのかどうかは分からないが、最近TVドラマ等で涙が浮かんだ事などない、映画なら何とかなるかと探してみたが、泣けそうな作品など見当がつかない。

まあ、笑っているんだから良いとは思うんだけど…

涙も加わらないと完ぺきな様な気がしないという事かも知れない。

実に悲しい性格であるが、それで涙は出てこない。

分かっているとは思うが、この場合は脳が感動?感情?

というものを味わっていなければならない。

部屋を歩いていて小さな段差に思いっきり足の小指をぶつけてしまったような、コンチクショウと言う痛みの涙では駄目なのだ。

はっ、感情障害か?

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今は気分障害と言うらしいが、俺は悲しみだけが欠如したのかもしれない。

いつか君と… そう思い、いつものように検索する。

なんと、人類から「悲しみ」が失われているという仮説を、アメリカのデトロイト工科大学アッティカ・ブラウン教授が自身のブログで発表したそうだ。

普段は人工知能の研究をしているそうだが何かに気付いたのであろう。

ん、自分はどうなんだろう? 悲しみを失った? それとも感動のハードルが上がった? ムムム!

俺が逝くとき誰が馬鹿って言ってくれるんだ? (ノД`)・゜・。

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